1歳7カ月になる次女の一歳半健診に行ってきました。
長女に続いて2回目になるので、今となっては慣れた方ですが、長女の時は言葉が遅いのもあって、一歳半健診ではどんなことをするのかとても不安に思っていました。
そこで、お子さんの一歳半健診がこれから控えていて、何をするのか不安なママ向けに、どういうことをしたのか忘れないうちに書こうと思います。
自治体によって多少異なるところもあるかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。
目次
一歳半健診の内容
箇条書きにすると、一歳半健診の内容は以下の流れで行われました。
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むし歯予測テスト
むし歯予測テストは、歯の表面についているプラーク(歯垢)を綿棒で拭き取り、虫歯菌の虫歯を作る強さが強いかどうかを調べるものです。
歯の汚れ具合とは直接関係ないとされます。
健診では、綿棒で歯を軽くこするだけなので、すぐに終わります。
健診が始まる前に、事前に自宅に送られてきたハガキに住所氏名を書いて、受付の人にそのハガキを渡します。
むし歯予測テストの結果は、後日そのハガキで送付されます。
結果の種類は、-、+、++、+++の4段階あります。
うちの場合は、次女が+で、長女の時も+でした。
歯科診察
むし歯予測テストが終わると、そのまま歯科診察がなされます。
歯医者でおなじみの丸くて小さい鏡(デンタルミラー)を使って、歯が何本生えているか、虫歯はないか、をチェックします。
次女の時も、長女の時も、歯の本数は16本で虫歯なしという結果でした。
お口を開けないといけないので、ここでぐずる子も結構います。
長女の時も、かなりぐずられましたが、歯医者さんは手慣れた感じで手際良くやってくれたので助かりました。
健診前に自宅に送付される問診票で、ジュースを飲む量と頻度を書く欄があって、うちの次女・長女の場合は、2人とも1日1回125mlと書いていました。
長女の時は、「ジュースはたまにならいいけど、虫歯になりやすいから気を付けて」と注意を受けましたが、次女の時は特に何も言われませんでした。
身体測定
歯科診察が終わると、「服を脱いでオムツ1枚になってください」と言われます。
順番が回ってくると、親が椅子に座り、子供はその膝に座って、子供の手を持つように指示されます。
そして、メジャーで頭囲、胸囲の順に計測されました。
やはりここでぐずる子が多かったです。
次女も機嫌の悪いタイミングだったので、ぐずりながらでした。
頭囲・胸囲の計測が終わると、身長・体重が同時に計れる大きな台に横たわらせ、身長・体重を計測します。
周りの子は、身長約80㎝、体重10kg弱あたりの数字が多かったのに、次女は身長は同じくらいで体重が11.6kgだったので、体重を見た瞬間「普段から食べすぎ!」って思いました(笑)。
小児科診察
計測が終わったら、オムツ一丁のまま診察の順番を待ちます。
診察では、聴診器を当てたり、オムツを外して股関節の具合を診たりといった感じでなされます。
お医者さんは、子供の前で人差し指を横方向に動かして様子を見ることもしていたので、目で追いかけるかチェックしていたのかなと思います。
言葉の遅れがあると、ここで色々質問されます。
次女の時は、問診票に書ききれないくらい、たくさんの単語が言えていたので、何も言われず、あっさり終わりました。
長女の時は、「(名前を呼ばれた時に)はい」「いないいないばあ」と、あと1つ何だったか忘れましたが、当時全部で3つくらいしか言えませんでした。
すると、お医者さんから「取ってほしい物があるときはどうしているか」「こういう歩き方をしていないか」など、色々聞かれました。
結果的には「ギリギリ」正常ということで、「よく話しかけてあげてください」と言われてしまいました。
育児・栄養・歯科・発達相談
小児科診察が終わったら、服を着せます。
次の相談の順番が回ってくるまでに、おもちゃで遊べるスペースが用意されていました。
名前が呼ばれると、積み木・指さしのテストがありました。
「できなかったらどうしよう……」と親にとっては結構ドキドキの瞬間です。
【積み木のテスト】
積み木は、3つの小さい立方体のおもちゃを積み上げられるか試されます。
最初に「こうやってできるかな?」とお手本で積み木を積み上げて示されます。
次女の時も、長女の時も、これはできました。
次女は普段あまり積み木をしないので不安でしたが、保健師さんの真似をして積んでくれたので、ほっとしました。
【指さしのテスト】
指さしは、ラミネート加工されたA4くらいの紙に、6つの絵が描かれていて、保健師さんが「○○わかる?」と聞いたものを指さしできるかテストされます。
次女の場合は、ワンワン(犬)、ブーブー(車)、ジュースの3つが指さしできたので、やはりほっとしました。
電車も聞かれましたが、それまで教えていなかったこともあって、分かりませんでした。
質問前に保健師さんに「何だったら分かるかな?」と聞かれたので、私が「クジラなら分かる」と答えたら、「クジラはないねぇ……」と言われました(笑)。
クジラは、魚介類のイラストが描かれたパズルで覚えたのですが、さすがになかったようです。
長女の時は、ワンワン、ブーブーという単語自体をそれまで全く教えていなかったこともあって、指さしは全くできず。
でも、全くできなくても特に何も言われませんでした。
【その他、聞かれたこと】
あとは、身長体重の測定結果を見て、順調に増えていっているか見られます。
次女は身長の割りに体重が大きかったですが、それについては何も言われず。
順調に右肩上がりだったらいいというような感じでした。
あとは、発語が次々と出ていますか、と言葉に関しても少し聞かれました。
他に生活面など相談したいことがあれば、ここで相談することができます。
フッ素塗布(希望者のみ・500円)
最後はフッ素塗布。
次女は、歯磨きを嫌がり毎回ちゃんと磨けているか心配なので、フッ素塗布を希望しました。
長女の時も同様です。
育児相談が終わった後、フッ素塗布の順番が回ってきた時に、500円を支払います。
5000円札、1万円札でのお釣りの対応はできないと事前に通知があったので、そこは注意しました。
事前に、コップと歯ブラシを持ってくるように指示があったので、持参した歯ブラシを使って子供は仰向けの状態にしてフッ素塗布をやってもらいました。
そこでアドバイスを受けたのは、子供に持たせる歯ブラシと、大人が子供に使う仕上げ用歯ブラシを別々にすること。
同じ歯ブラシを使っていると、すぐ毛先がバサバサになるし、仕上げ用歯ブラシは柄が長いので喉を突くと危ないからということでした。
確かに、新しい歯ブラシを出しても、すぐ子供は毛先を強くかんだりするので、1週間くらいでバサバサになってしまいます……。
なるほどなと思いました。
フッ素塗布が終わると、順次帰宅していいことになっていました。
これで一歳半健診は終了です。
一歳半健診の所要時間について
今回は13時30分開始で、終わったのが16時でした。
開始ギリギリの時間で行ったせいか、最初の待ち時間が長く、トータルで2時間半もかかってしまいました。
長女の時は、もう少し早めに行って、終わったのは15時~15時半くらいだったと思います。
保育園に通っていると、ちょうどお昼寝タイムの時間帯にあたるので、健診の間は子供の機嫌が悪くなったりします。
次女は、会場までの行き道でベビーカーでちょっとだけ寝ていて、いつも3時間お昼寝しているのでそれだけではお昼寝時間は足りず。
身体測定の辺りからずっと機嫌が悪かったです。
指定された日に行けない時はどうする?
一歳半健診は、区役所があらかじめ指定する日程(平日)で行われることになります。
私の場合は、事前に通知を受けた日程は都合が悪かったので、区役所に電話してその旨伝えると、子供の名前と誕生日を聞かれたうえで、次回の健診日の案内を受け、その日に来てくださいと言われました。
健診は月1回ペースでされているようだったので、約1か月後となりました。
1歳11カ月まで健診は受けることができるようです。
一歳半健診のまとめ
それまでの健診ではなかった積み木や指さしがあるので、子供の発達に心配があると不安になってしまいますよね。
うちの場合は、長女の方が心配があって一歳半健診というものも当時初めてだったので、「何か言われたらどうしよう」と、とても不安でした。
しかし実際に行ってみると、思っていたよりは心配しなくていいんだと、ホッとして終わったのを覚えています。
この体験談で参考になる点がありましたら幸いです。